めざせ!脱サラ競馬。

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血統データ(スワンS、アルテミスS)

前回もお伝えしましたが、

長距離G1では血統と同じくらい騎手の腕も重要。

重賞を振り返ると、富士Sは道悪想定で予想したのに良馬場となり、しかも本命のロジクライが1分31 秒7のレースレコードで勝つという(笑)。対抗 エアスピネルは4着、単穴ジャンダルム は7着と馬券圏 外に敗れましたけど、ヒモのワントゥワンが3番人気2着、レッドアヴァンセが5番人気3着と好走 し、これで良馬場の富士Sでは、 ディープインパクト産駒は[3.4.2.6]で、出走馬がいた6年すべてで馬 券圏内入りとなっています。


菊花賞は本命エタリオウが勝ったと思ったんですけど...。先週の京都芝は時計と上がりがかかって差しの利きやすい馬場だったので、エタリオウ向きの馬場だと思いましたし、流れに乗せて早め進出と いうレースぶりも良かったんですけど、京都芝外回りのスローペースで上がり勝負だとディープインパクト(フィエールマン )向きですよねえ。逃げ・先行馬が多かったので、ハイペースで縦長の展開 になると思っていたのに、ここまでペースが落ち着くとは。

フィエールマンは母父ニジンスキー系なので、3000mをこなすスタミナはあるかもしれないと思い つつ、休み明けの関東馬でしたし、出遅れて後方から外を回って差し込めずというイメージだったの で軽視してしまいました...。馬の力はさることながら、3ヵ月半ぶりでもG1を勝てるように仕上げた 陣営、スタートを五分に出てあの流れを前寄りに付け、直線で内目を突いたルメール騎手 。お見事としか言いようがありません。

10番人気3着のユーキャンスマイル をヒモで押さえたのは良かったんですけど、いずれもしても、掲示板に載った5頭はルメール騎手 、M.デムーロ騎手 、武豊騎手、池添騎手、福永騎手が騎乗していて、 菊花賞を勝ったことのある鞍上だったんですよね。 やっぱり長距離G1では血統と同じくらい騎手の腕も重要なファクターであることを再認識させられました。

 

<血統ポイント>


アルテミスS(G3) 2018/10/27(土) 東京芝1600m

アルテミスSと相性が良いのは父サンデー系 ×母父ノーザンダンサーで、過去6年で[3.4.1.8]。これをキャリア2戦以上の馬に限定すると[3.3.1.2]で、6年すべてで連対しています。今年、父サンデー系 ×母父ノーザンダンサー系はグレイシア、ブラックダンサーの2頭。

グレイシアはデビューから2連勝中。新馬戦は逃げ切りで後続を6馬身ちぎり、先行して渋太いダイワメジャー産駒かと思いきや、一転、アスター賞はメンバー中最速の上がり33秒5で最後方からごぼう抜き。真逆のレースぶりでどちらも圧巻のパフォーマンスを発揮しているのは力のある証拠でしょう。

騎乗予定の田辺騎手もアルテミスSで[2.0.1.2]と好成績ですし、3連勝も可能性十分では。

ミディオーサ。アルテミスSで連対したディープインパクト産駒はアユサン(12年2着)フローレスマジック(16年2着)で、いずれも母父ストームキャットでメンバー中最速の上がりを使っていました。
ミディオーサは母母父ストームキャット系で過去2戦は左回りの芝1600mでメンバー中最速の上がりを使って②①着。姉にミスエルテ(ファンタジーS1着)がいますし、ここはいかにも走りそうな感じ。

エールヴォア。阪神芝外1800mの未勝利戦で1分46秒台の好時計で圧勝というのはリスグラシ ュー(16年1着)と同じ。前走は出遅れていて、左回り、芝1600m、関東への輸送などクリアすべき課題 は散見されますけど、ダイナサッシュの牝系で、同じ ヴィクトワールピサ産駒のアンブロークン(新潟 2歳S2着)に匹敵するレベルの馬だと思うので、ポテンシャルに期待します。


ウインゼノビア、アフランシール、ビーチサンバ 、ミリオンドリームズあたりは、キャリア1戦の馬で[1.1.1.25]と芳しくなく、連対したのはラッキーライラック(17年2番人気1着)、アユサン(12年4 番人気2着)で、いずれものちのG1馬です。ビーチサンバ 、ミリオンドリームズは素質の高さを感じつつも、キャリアという点でウインゼノビア、アフランシールを上に見ました。

ソウルスターリングソウルスターリングの妹シェーングランツは人気になりそうですけど、 母父モンズーンディープインパクト産駒で切れ味に欠ける印象があり、東京芝1600mで決め手勝負になるとどうか。
ディープインパクト×母父モンズーンは芝OPで[0.0.0.12]というデータもあり、ここは軽視してみます。

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スワンS(G2) 2018/10/27(土) 京都芝外1400m


クラックスマンは休み明けの英チャンピオンSで圧勝していましたし、モズアスコットも休養を挟んでいるとはいえ好調キープのフランケル産駒。騎乗予定のルメール騎手は9月以降のJRA重賞 で[9.2.1.1]、現在は騎乗機会4連勝中ですから、ここは素直にモズアスコットを本命、相手探しの一戦 でしょう。

ディープインパクト産駒 は14年以降で[3.2.1.3]、4年連続連対中だったので、出走馬がいれば相手探しは簡単だったんですけど(笑)、残念ながら今年は不在。というわけで、モズアスコットの相手は過去 10年で[7.7.6.43]と好成績を残している父サンデー系のキングハート、コウエイタケル、サフランハ ート、デアレガーロ、ヒルノデイバロー 、レーヌミノルロードクエストが有力かなと。
ヒルノデイバロー ズは、昨年は1着サングレーザー、3着レッツゴードンキと強敵相手に2着。7歳 となった今年も函館スプリントSでハナ差2着に好走していて、衰えは感じません。過去10年、前走が 芝G1で0秒9差以内だった父サンデー系は[3.3.4.6]と好成績ですし、スタートを決めて流れに乗れれ ば2年連続の好走も可能のはず。
ロードクエスト。父サンデー系×母父ダンチヒ系という配合はミッキーアイル(14年1着)、フィエロ(15年2着、14年3着)と同じ。距離短縮時は③②①⑤③着と好成績ですし、①②着のM.デムーロ騎手が騎乗予定というのも魅力で、ここは一発あって不思議ないと思います。
レーヌミノル 、デアレガーロ、コウエイタケル 、キングハーあたりは、楽しみ。コウエイタケルは、セントウルSの相手①②⑤着ファインニードル、ラブカンプー、ラインスピリットはスプリンタ ーズS で①②③着と好走していて、4着は価値ありでしょう。 内枠に入ってロスなく立ち回れればチ ャンスありと見ます。 

 

 

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